茨城県立石岡商業高等学校
校長あいさつ

 茨城県立石岡商業高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、昭和39年、県南地区唯一の単独商業高等学校として開校しました。令和6年度で60周年を迎え、12,000人以上の卒業生が、地域経済の担い手として様々な方面で活躍しています。

 現在、商業科1学年2クラスの計6クラス、情報処理科1学年1クラスの計3クラスで構成され、商業のスペシャリストとしての資質能力と、心豊かな人間性の育成を目指し、日々の学習に取り組んでいます。

 学習面では、基礎学力の定着を目的とし、「わかる授業」の展開を心がけています。
 新学習指導要領への移行に当たり、「個別最適な学び」「協働的・探究的な学び」の実現に向け、ICTを活用した授業など、生徒の主体的を引き出す工夫をしています。
 特に、商業科目の授業では、充実した実習施設を活用し、簿記・電卓・コンピュータ・ワープロ等の検定試験・資格取得に向けた課外指導も行っています。課題研究では、生徒たちが地元の企業と協力した商品開発に取り組み、「えごまアイス」「酒粕ミルクアイス」は、地元コンビニエンスストア等で、「酒粕マドレーヌ」はシャノワール本店等で販売されています。

 部活動では、運動部、文化部が、熱心に活動しています。詳しくは部活動のページをご覧ください。

 地域に根ざした活動として、ボランティア活動や授業の一環である販売実習など、様々な活動の機会を提供いただきました。また、近隣の中学校での「出前授業」では、多くの方々にご協力いただき、ありがとうございました。今後も、生徒たちの社会性や自己有用感の育成を目指し、継続して取り組んでいきたいと考えております。

 茨城県内で商業科単独高等学校は4校のみです。商業高等学校のとしての強みを活かし、高校時代に社会の一員として通用できる技術を身に付けることができるような教育活動を実現していきたいと思います。

 

                                        令和6年4月  茨城県立石岡商業高等学校長 木田 智子